派遣から正社員を目指したい方に

派遣スタッフさんのキャリア形成についての考え方は人それぞれです。
自分のライフスタイルや価値観には派遣という働き方がぴったりと感じていらっしゃる方もいれば、派遣は通過点のひとつで、将来的には正社員として働きたいという希望をお持ちの方もいます。

今回は派遣から正社員を目指したい方に知っておいてほしい情報をお届けします。

派遣スタッフさんのキャリア形成についての考え方は人それぞれです。
自分のライフスタイルや価値観には派遣という働き方がぴったりと感じていらっしゃる方もいれば、派遣は通過点のひとつで、将来的には正社員として働きたいという希望をお持ちの方もいます。

今回は派遣から正社員を目指したい方に知っておいてほしい情報をお届けします。

【そもそも正社員とは】

実は、正社員には特別な定義はありません。
一般的には雇用期間の定めがなく、会社のコア業務を担当して原則フルタイムで勤務する従業員を指します。
正社員について働く側のメリット、デメリットを見てみると―

★メリット

・原則、定年まで働ける
・昇進・昇給・賞与がある
・住宅ローンなどの審査が通りやすい

★デメリット

・採用選考の難易度が高い
・仕事の責任が重い
・異動や転勤の可能性がある

といった点がそれぞれ挙げられます。

正社員は、雇用が安定しているかわりに、ワーク・ライフ・バランスの「ワーク」の比重が大きくなる傾向があります。これは「ライフ」を優先できることが最大のメリットの派遣社員とは、ほぼ真逆ですね。
派遣から正社員を目指す第一歩として、こうしたメリット・デメリットを理解しておくことが大切です。

【派遣社員から正社員を目指す方法は】

では、派遣から正社員を目指す３つの方法について紹介します。

（1）現在の派遣先で正社員登用される。

「社員登用制度」がある企業では、派遣社員としての働きぶりや人柄が認められて正社員・契約社員として登用されることがあります。
ただし確率としては低めです。同じ仕事に従事するのであれば、企業は基本的には正社員より、コストが低い派遣社員を求める傾向があるからです。また社員登用制度自体がないというケースもありますし、制度はあっても正社員の欠員がなければチャンスは回ってきません。

（2）自力で就職活動をする。

ハローワークや転職サイトなどで自分で求人情報を検索し、自分で応募する方法です。最初から正社員を目指すのでスピード感がありますし、現在の仕事に関わらず、選択肢は多種多様です。
一方で、情報収集から応募・面接と、転職活動には想像以上に手間がかかります。仕事をしながら就活を進めるのは時間的な制約もあってなかなか大変ですし、逆に退職して就活に専念すると、収入が途絶えることから焦ってしまい、妥協が生まれがちです。入社後に「思っていたのと違う」となるのは避けたいところですね。

（3）「紹介予定派遣」を利用する。

派遣から正社員を目指すなら、イチオシは「紹介予定派遣」の制度を活用することです。
紹介予定派遣は、まず派遣社員として派遣先企業で働き、派遣期間（最長6ヶ月）が終了した後、労働者と企業の相互合意のもと、正社員や契約社員として雇用されるしくみです。
転職活動にかかる労力や時間が節約でき、さらに実際に働きながら仕事内容や職場環境が自分に合うかどうか見極めることができるので、ミスマッチも防ぐことができます。

「派遣期間に仕事ぶりや人柄を見た上で、社員として採用したい」という企業が増えていることから、紹介予定派遣のニーズは増加しています。
興味を持った方は、私たちコーディネーターにぜひご相談ください。

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