転職活動を始めるなら今年の8~9月がチャンス!
2023.08.25今年の夏は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行されたことで、4年ぶりににぎわいが戻ってきました。旅行や帰省、お祭りに花火大会など、行動制限のないお盆休みを満喫した方も多いのではないでしょうか。
国内の経済も2020年を底に回復傾向にあり、さまざまな業界で旺盛な求人ニーズが生まれています。
もともと企業の下半期がスタートするのは10月ですから、必要な人材を確保するために8~9月に積極的に中途入社の採用活動を行う企業は少なくありません。
今年の秋は、転職を目指す方にとっては大きなチャンスになりそうですね。
参考までに、パーソルキャリアが運営する転職サービス「doda」が2023年7月に発表した「転職市場予測(2023下半期)」の概要を紹介します。
【転職市場のトレンドは―】
物価高の影響を受け、賃上げ(ベースアップ)に踏み切る企業が増加しています。
また求職者の売り手市場が続き人材獲得競争が激しくなっていることから、企業は社員満足度を高め、社員の定着率を向上させることに力を入れています。
さらにコロナを機にリモートワークができるしくみが整備されるなど、社員が柔軟に働き方を選べる企業が増えました。
こうしたことから、求職者が好条件で、自分に合った企業を選びやすくなっています。
【転職市場で求められている人材は―】
2023年下半期は、若手・ベテランともに転職のチャンスがあります。
ベテランが求められる背景には、事業拡大に伴い組織強化を図りたい企業が、技術力や知見・経験のある人材を採用しようとしていることがあります。新規事業に力を入れる企業では、新たな知見を外部から取り入れようとベテランを積極採用する動きもみられます。
若手のニーズが高まっている要因には、少子高齢化を踏まえ、将来を担う人材の採用・育成が課題になっているからです。第二新卒で若手を採用しようとする企業も増えています。これらの企業では、未経験での転職も見込める職種もあります。
【注目の業界・職種は―】
○営業職
経験者・未経験者ともに転職のチャンスがあります。なかでもIT、Web、コンサル業界は活況です。建設、不動産、広告、化学、総合商社などの業界では、経験者のニーズが高まると予想されます。
○人事
採用関連のポジションで人材のニーズが増加しています。コロナ下で採用を一時中断していた飲食業界や旅行業界などのサービス業を中心に、他業界も堅調に求人が増加する見込みです。
○企画・マーケティング
経験者は年収アップなど好条件での転職が期待できます。未経験者でもSNSでフォロワーを多く獲得している方や、Webマーケティングの勉強をしている方は転職がかなえやすい状況です。
○販売・サービス
コロナ禍からの回復基調が続き、求人数は増えることが予想されます。店舗などの現場の求人を中心に、本社部門の求人も増える見込みです。
いかがでしたでしょうか。
実際に10月入社を目指す方がいつから転職活動をスタートさせればいいかといえば…、今です。
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