《東京2020パラリンピック開幕》アスリートのことばに力をもらおう!
2021.08.20たくさんの感動をくれた東京2020オリンピック競技大会は、史上最多の33競技・339種目が開催され、8月8日に閉会式が行われました。
続いて、東京2020パラリンピック競技大会が始まります。
8月24日の開会式翌日から9月5日の閉幕まで、12日間にわたって22競技539種目が繰り広げられます!
ところで、スポーツをすることと働くことには、共通点が多いとよく言われます。
たとえば、スポーツの世界でもビジネスの世界でも、個人プレーが得意な人、チームプレーで力を発揮する人がいます。
目標を持つことが大切なところも同じですし、いずれも責任感、継続力、協調性、挫折を乗り越える力、突破力などの力が養われます。
失敗や「負けた体験」から学ぶことも多いですよね。
そんなこともあって、アスリートが競技に取り組む姿からはもちろん、そのことばからも、仕事に取り組む上での刺激や、モチベーションをもらうことがあります。
COCO目線になりますが、東京パラリンピック出場選手の印象に残ることばを紹介しますね。
「目が見えなくても、やりたいって思えば何でもできる」( パラ陸上/高田千明選手)
高田選手は18歳の時に、病気で視力を完全に失った全盲のジャンパーです。
2019年の世界選手権の女子走り幅跳びで日本記録を更新し、東京パラの代表に内定しました。
やりたいという強い気持ちが、成長や挑戦につながっていきます。
「トンネルの先に見える光をつかみ取りたい」(パラ陸上/辻沙絵選手)
東京パラを目指す2年間、記録が伸び悩み、苦しんでいた辻選手ですが、2021年4月のジャパンパラ大会の女子400m腕に障害があるクラスで、自らが持つ日本記録を更新しました。
あきらめずにチャレンジする勇気がわいてくることばです。
「50代の今が一番強い」(パラ柔道/松本義和選手)
20歳で全盲になった後、柔道と出会った松本選手。2000年にシドニー大会で銅メダルを獲得、次のアテネ大会では日本選手団の旗手を務めました。その後の3大会は代表を逃しましたが、わが子に活躍する姿を見せたいと一念発起し、58歳で東京パラ柔道男子100キロ級の代表に。
50代になったときに、「今の自分が一番仕事ができる」と言いたいですね!
「なりたい自分に近づけている」(パラ陸上 /中西麻耶選手)
義足のアスリートとして活躍する中西選手。ロンドンパラの後は一時競技を離れましたが、復帰し、再び挑戦の日々に。2019年11月のパラ陸上世界選手権では、女子走り幅跳びで初の金メダルをつかみとりました。
みなさんは「なりたい自分」に、近づけていますか?
いかがでしたでしょうか。
東京大会で活躍するアスリートの姿とことばにチカラをもらって、お仕事に励みましょう!
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