有休を有効に使おう！有給休暇付与のタイミングをおさらい

早いもので今年も残すところあと数週間となりました。
クリスマスにお正月、忘年会に新年会、帰省や旅行など、楽しみが多い時期です。
一方、イベントごとが多い年末年始は、販売や接客など期間限定の派遣のお仕事が増える時期でもあります。時給も高めに設定されているので、短期集中でしっかり稼ぐ！という方もいらっしゃいます。

いずれにしろ、2023年のラストスパート。やり残しのないよう、プライベートもお仕事も充実させていきましょう。

【年末年始休暇と有給休暇】

年末年始は派遣先が休業ということで、就業カレンダー通り長いお休みを取得する方も多いと思います。
最近は、派遣先の規定の年末年始休暇に加えて、年末年始に「有給休暇取得奨励日」を設定する会社も増えています。

有給休暇については、労働時間や休日、賃金などの最低基準を定めた労働基準法で、
「雇入れの日から起算して、6ヶ月間継続勤務し、全所定労働日の8割以上出勤した労働者に対して最低10日を付与する」
「パートタイム労働者についても、原則として同様に扱う」
といったことが定められています。

2019年度からは、働き方改革関連法の施行により、従業員に対し「年間5日の有給休暇」を確実に取得させることが企業の義務となりました。
具体的には、有休が10日以上付与されたスタッフさんには、付与日から１年以内に５日以上の有休を取得していただくことになります。

前述の有給取得奨励日も、「働く人に有休を取得してもらおう」という企業側の促進策のひとつです。実際にその日に有休を取得するかどうかは各自の任意ですが、休めるときに休んでリフレッシュしたい、という方は活用するといいでしょう。
特に2023年から2024年にかけてのこの年末年始は、曜日の並びの関係で2日間有休を取得すれば11連休になります。

【有休取得のポイント】

有給休暇は働く人の権利ですが、本来の目的は、心身をリフレッシュして、明日からまた頑張るエネルギーをチャージさせることにあります。
年末年始のタイミングで有休の残日数を確認いただき、下記のポイントも踏まえて、計画的に取得してくださいね。

★半日単位で取得できる！

有休取得に関して
「ちょっとした用事だから、丸一日休む必要はない」
「繁忙期だから午前中に用事を済ませて、午後は仕事をしたい」
という場合も少なくありません。
そんなときに活用できるのが、半日単位の有給休暇＝半休です。
テンプスタッフフォーラムでは、午前だけ、あるいは午後だけ有休が取得できる便利な制度を用意しています！

★派遣先が変わっても日数は引き継がれる！

契約満了で派遣先が変わった場合、次の契約が1ヶ月以内に開始する場合は、有休の日数はそのまま引き継がれます。「今の仕事はもう契約が終わるから、有休を消化しなきゃ」と、むりにお休みを取る必要はありません。ただしブランク期間が1ヶ月以内になるように調整しましょう。

★テンプスタッフフォーラムなら他社よりちょっと早く有休が取れる！？

有休が付与されるのは「雇入れの日から起算して、6ヶ月間経過した日」というのが基本ですが、テンプスタッフフォーラムでは「6か月経過する月の1日」が付与日になります。他で働くよりもほんの少し早く有休が取れるかもしれません！