ENTRYスタッフ登録

まずは
コチラ

検討中
フォルダ

マイページ お問い合わせ

ブログBLOG
派遣のあんしん制度

どんなときに受け取れる?「失業手当」「再就職手当」

2024.03.29
どんなときに受け取れる?「失業手当」「再就職手当」

【失業手当とは】
失業手当(失業保険)とは、失業中の人が安定した生活を送りながら一日でも早く再就職できるよう支援するための手当で、契約終了に雇用保険の加入状況に応じて支給されます。
なお失業手当は通称で、正式名称は「雇用保険の失業等給付の基本手当」です。

テンプスタッフフォーラムを退職される場合、もしくは契約期間満了後に1ヶ月以上次の仕事の紹介がない場合、失業手当の給付を受けることができます。
住所を管轄するハローワークにテンプスタッフフォーラムが交付する離職票を持参し、手続きを行ってください。

※失業給付に関する詳細(受給資格・手続き方法・給付開始時期・受給日数・受給金額など)については、住所地のハローワークへお問い合わせください。

【派遣の場合は要チェック】

受給要件は、離職理由が自己都合か、会社都合かによって変わります。

「条件に合う仕事を紹介されたが、自身の都合で断った」「転職する」「自身の都合で契約期間を短縮した」といった場合は自己都合退職にあたります。
「契約終了後も派遣就業を希望していたが、契約終了日までに次の派遣先を紹介されなかった」という場合は会社都合退職です。

【失業手当の額は】

失業保険の給付総額は、以下の計算式で算出できます。
《失業保険の給付総額=基本手当日額×所定給付日数》
「基本手当日額」は雇用保険で受給できる1日当たりの金額で、原則、退職前6カ月の賃金の総額を180で割った「賃金日額」に、およそ50~80%の給付率を掛けた金額です。

【再就職手当とは】

再就職手当とは、雇用保険の受給資格を満たしている人が、失業手当の決定を受けた後、早期に再就職先が決まった場合に支給される手当のことです。
退職してから新しい仕事に就くまでに失業保険を満額受け取ろうとすると、結果的に失業期間が長くなります。
そこで早期の再就職を促す目的で再就職手当が設けられています。
こちらもハローワークで手続きを行います。

【派遣の場合は要チェック】

派遣で働く人も要件を満たせば再就職手当を受けることができます。

(1)受給手続き後、7日間の待機期間満了後の再就職であること
(2)失業手当の支給残日数が、3分の1以上残っていること
(3)再就職先と前職との間に、密接な関わりがないこと
(4)ハローワークまたは人材紹介会社経由で決定した再就職先であること
(5)再就職先で、1年以上の雇用が見込まれること
(6)雇用保険に加入していること
(7)過去3年以内に、再就職手当や常用就職支度手当を受給していないこと
(8)受給資格決定前に、再就職先での採用が内定していないこと

ただし特に(3)と(5)の要件に注意してください。

(3)については、今の派遣先との派遣契約の期間が満了した後、同じ派遣会社から、別の仕事を紹介されて就業する場合は再就職手当は受給できません。
再就職手当を受給したいのであれば、別の派遣会社に登録して働く必要があります。

(5)については、派遣の仕事の契約期間は3ヶ月のケースが多くなっています。この場合、契約が更新され1年を超えて就労する可能性があるか否かで判断されます。
具体的にはハローワークに提出する「再就職手当支給申請書」に、派遣会社が「更新の見込みあり」という記載をすれば、この要件を充たすことになり、再就職手当の支給対象となります。

【再就職手当の額は?】

再就職手当として受給できる金額は、以下の計算式によって算出できます。
《再就職手当の給付額=基本手当日額 ×支給残日数× 給付率》
給付率は支給残日数によって変動し、早く再就職するほど支給金額が上がる仕組みになっています。

記事を検索

このブログでは、派遣ではたらくことについての疑問や基本情報、困ったときのお役立ち情報などをご紹介しています。
派遣に関する情報はもちろん、テンプスタッフフォーラムのことや職種のこと、ビジネスマナーやExcelのことまで、
キャリアアップに役立つさまざまな情報をお届けします。

トップへ戻る