自分の価値を上げるためにしたい3つのこと
2022.06.17皆さんはどんなときに「スキルアップ」を実感しますか?
分かりやすいのは、資格を取得したとき、講座や研修を受講したときなどでしょうか。
もちろん特別なことをしなくても、日々の仕事の中でもスキルアップを実感することもありますよね。
PCスキルや語学スキルなど、お仕事に直結するスキルを高めることは大切なことです。一方で特定のスキルにこだわらず、「自分の価値を高める」という視点を持つことも大切です。
今回は、派遣社員として自分の価値を上げるためにしたい3つのことをご紹介します。
【1】自分を知り、スキルの掛け算をする
お仕事探しの面談で得意なことや強みは何ですかと聞くと、「人に自慢できるようなことははない」「何をやってもそこそこ止まりで…」といった回答が返ってくることがあります。謙遜半分なのかもしれませんが、実はそうした「そこそこスキル」こそ、大きな強みになる可能性があります。
1000人に1人のハイスキルを持ち、特定の分野の専門家として働くのはすばらしいことです。
しかしそうでなくても、10人に1人は持っているような「そこそこスキル」が3つあれば、10×10×10の掛け算で、1000人に1人のオリジナルな価値が発揮できるかもしれません。
たとえば、「メーカーと商社で事務経験がある」「学生時代に簿記の資格を取った」「人と話すことが好き」という3つのスキルを掛け算すれば、十分アピールポイントになります 。
まずは、自分を振り返り、これまでに仕事を通じて築いてきた実務スキルと、得意なこと好きなことといったヒューマンスキルを書き出してみましょう。
【2】仕事の「責任」を意識し、できる範囲のベストを尽くす
「派遣は正社員ほど仕事の責任が重くないから」という理由で、派遣という働き方を希望される方もいらっしゃいます。これは事実ではありますが、だからといって派遣は仕事に責任を持たなくていいということはありません。
自分が任せられた仕事を、決められた期限内にきちんと仕上げること。
それが、派遣社員として責任を果たすことになります。そのためには、与えられた指示の中で最善のやり方を考え、実践することが大切です。
こうした姿勢を見せ続けることで派遣先からの信頼が得られますし、何より自分自身、仕事のやりがいを感じられるはずです。
【3】仕事以外に好きなことを持つ
企業の人事担当者さんと「こんな人材が欲しい」という話題になると、必ず出てくるのが「好奇心がある人」という人材像です。
好奇心は才能のひとつです。
ファッションでも、音楽でも、スポーツでも、食べることでも、何でもいいので「○○をやってみたい」「○○について知りたい」「○○が好き」というものがあると、前向きに、主体的に学んで行動を起こす経験ができます。こうした経験は自然に仕事でも活かされ、評価につながります。
また、仕事以外の話題を持つことは、職場で良好な人間関係を築くことにも役立ちます。
【まとめ】
今回は、派遣社員として自分の価値を上げるためにしたい3つのことを紹介しました。
自分の価値を上げることは、人生そのものを豊かにすることにつながります。ぜひ意識してみてくださいね。
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