いくらまで働くのがおトク?「扶養内」で効率よく働こう!

2021.07.09
いくらまで働くのがおトク?「扶養内」で効率よく働こう!

今年もあっという間に後半戦ですね。
パートナーの扶養内で働こうと考えている方にとっては、そろそろ年収が気になるタイミングではないでしょうか。
一定以上に収入が多くなると、税金や社会保険料の支払いが増え、世帯としての手取りが減ってしまうこともあるからです。これでは本末転倒ですよね。


そもそもですが、「扶養内で働く」「控除内で働く」とは、「扶養控除が受けられる範囲の中で働く」という意味です。
扶養控除とは、納税者に税法上の控除対象扶養親族がいる場合に受けられる、一定金額の所得控除のこと。納税者の収入から扶養控除額を差し引くことで、税金額が少なくなり負担が減るというしくみです。

すこしややこしいですが、今日は扶養控除の考え方と、扶養内で働くためのお仕事探しのコツをご紹介しますね。

【いくらまで働くのがおトク?】

扶養内で働く際に、気になるのは、ずばり「いくらまで働くのが一番おトクなの?」ということだと思います。
「派遣スタッフとして働くA子さん(妻)が、正社員として働くB夫さん(夫)の扶養内で働く場合」を想定して具体的な数字で説明していきますね。

A子さんの年収が一定の金額を超えると「住民税の壁」「税金の壁」「社会保険の壁」が待ち受けています。
この「壁」が、よく「〇〇万円の壁」と言われる年収の壁です。

★A子さんの年収が100万円を超える(住民税の壁)

・A子さんに住民税の支払義務が発生します。
・年収100万円以下の場合、住民税の支払義務はありません。
・住民税の支払は翌年になります。
※また、市区町村によって算出方法に差異がありますのでお住まいの自治体へお問い合わせください。

★A子さんの年収が103万円を超える(税金の壁)

4つの壁のなかで一番気にする方が多いのが103万円の壁ではないでしょうか。
・A子さんに所得税が課税されますが、社会保険料の負担はありません。
・配偶者控除が適用されB夫さんの節税になります。
・住民税に加えて所得税の支払い義務も発生するのが年収103万円以上です。
・所得税とは1年間の収入に対してかかる税金で、国に納めます。収入が多いほど税率が高くなります
・年収が103万円以下の場合、支払義務はありませんが、月々の収入が一定金額を超えると給与から天引きされます。その後年収が確定すると年末調整や確定申告により過不足が調整されます。

★A子さんの年収が130万円を超える(社会保険の壁)

・A子さんは所得税に加え、社会保険料を支払うことになります。
・配偶者控除が適用されB夫さんの節税になります。
・具体的には雇用保険や年金保険、健康保険や介護保険などです。
・社会保険の加入条件は、収入額以外に従業員数や勤務日数・時間などその他の条件も合わせて判断されますので、就業している会社の社会保険担当者や所属の健康保険組合に直接ご確認ください。

★A子さんの年収が150万円を超える(税金の壁)

・配偶者控除の金額が最大の38万円から段階的に減り、A子さんの年収が201.6万円を超えたところで控除が適用されなくなります。
・150万円の壁は「配偶者特別控除」の壁です。被扶養者の年収が150万円までであれば扶養者は別途38万円までの「配偶者特別控除」を受けることができますが、150万円を超えると控除は徐々に少なくなり扶養者の税負担が増加します。また、扶養者(納税者)の所得金額が1000万円(年収1220万円)を超える場合も特別控除は適用されません。

いかがでしょうか。
なんとなく、目安が見えてくるかと思います。

単純に世帯での手取りを考えると、A子さんは年収を103万円未満に抑えるか、160万円以上…、できれば配偶者特別控除の上限を超える201万円以上を目指して働くのが良いと言えます。

【扶養内のお仕事探しのポイントは?】

世帯での手取りを上げる効率のよい働き方について紹介してきました。
もうちょっと具体的に、「年収103万円まで」の働き方のポイントをお伝えしますね。

《ポイント1》交通費は年収に含まれない

基本的に交通費は非課税です。
年収を計算するには、給与明細から交通費や通勤手当を引いて毎月管理していきましょう。

《ポイント2》月収の目安は約85,000円

103万円を12か月で割ると月収で85,000円くらいが目安になります。

週5日勤務なら:時給1060円のお仕事に1日4時間従事する
週4日勤務なら:時給1060円のお仕事に 1日5時間従事する

といった働き方になります。

家事や育児を考えると月~金まで働くのはちょっと負担・・・という方もいらっしゃいますよね。その場合は、1日5時間×週4日×4週×時給1060円と計算して8万4800円くらいが目安です。1日5時間というとお昼休みを含めると9時から15時くらいの勤務時間になりますね。

とはいえ、会社によっては年末の繁忙期に残業が発生したりと、最後の最後に103万円オーバーなんてことも想定されますよね。お仕事開始前に確認して予め就業時間を少な目に設定する対策も時には必要です。

あらかじめ緻密に計算していても、残業が発生して最後に103万円オーバーということもあるので、どうしてもオーバーしたくない場合は、あらかじめ就業時間を少な目に設定する対策が必要かもしれませんね。

また、扶養の範囲内で働きたいパートさんがたくさんいる職場であれば、時間調整も理解いただける場合も多いです。子育てママも多くて急なお休みもお互い様!という職場も魅力ですよね。

《ポイント3》短期で働くのも◎

103万に収まるよう、期間限定のお仕事に従事するのもひとつの方法です。

春先はお子様の学校行事などで忙しいので、育児と家事に集中したい方は!?繁忙期など期間を絞って思いっきり働くのもひとつの方法です。例えば「お中元の受付」とか「お餅工場」とか。
毎年、決まった時期に忙しい職場であれば、お仕事に慣れれば「来年もよろしく!」なんて言われることもしばしば。お仕事仲間と毎年会えるのもよいですよね。

さて、扶養内での働き方のポイントをお伝えしてきましたが、実際には自分一人で収入をコントロールするのはなかなか難しいものです。

そんなときこそ派遣会社の出番です。
テンプスタッフフォーラムであれば、扶養内に収まるお仕事、期間限定のお仕事など、いろいろご紹介できますので、ぜひご相談くださいね。




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年齢:30代前半
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