営業事務って、営業なの?事務なの??
~「営業事務」について詳しく説明します!
2021.06.18
求人情報を検索していると良く見かける職種のひとつに「営業事務」があります。
それって営業?
それとも事務??
もしかして両方やるの?
一般事務とは違うの?
そんな疑問を持ったことはありませんか。
ずばり、営業事務は「事務職」です。
営業社員の営業活動をサポートをする業務をメインに行うので、社内で発生する事務作業全般を担う一般事務とは区別して営業事務と呼ばれます(もちろん、来客対応や電話対応など、共通する業務もあります)。
営業事務の大まかな仕事内容は、下記のようになります。
《営業事務の仕事内容》
電話・メール対応
電話対応は事務職の基本ですが、営業事務の場合、外出している営業社員に代わって電話やメールに対応するという位置づけです。
お客様からの問合せに回答したり、逆に自分からお客様に電話をかけてアポイントを取ることもあります。
来客対応
こちらも事務職の基本です。来社されたお客さまを応接室や会議室にご案内します。
事前に会議室や資料のセッティングをすることもあります。
書類作成
営業社員が客先に提出する書類(見積書、契約書、請求書など)を作成・処理します。
プレゼン用の資料作成を任されることもあります。
ファイリング
取引に使用する書類を日別・種類・内容別に分類したり、ファイルなどにまとめて整理したりします。
顧客管理
お客様の情報(住所、電話番号、契約の履歴など)をPCに入力するなどして管理します。
商品管理
派遣先がメーカーや商社などの場合、在庫の管理を行います。
また商品の受注や出荷管理をすることもあります。
データ集計
業界情報や商品に関連するデータなど、営業活動に役立つ情報を収集します。
庶務
社内の消耗品の発注・管理や郵便物の仕分けなど、派遣先によってさまざまな業務があります。
《営業事務の仕事の魅力・メリット》
営業事務の仕事の範囲は派遣先によって異なりますが、ほとんどの場合、お客様と直接やりとりする作業が発生します。また営業社員と密にコミュニケーションを取り、業務を進めていくことになります。
このため、営業事務には次のような魅力やメリットがあります。
★スキルアップできる
営業事務は、営業社員やお客さまとのやりとりが多く、一般事務に比べてコミュニケーションスキルが身に付きやすい環境にあります。
また、Excel・Word・PowerPoint・Accessなどのソフトを使ったり、顧客・商品管理などのシステムを使ったりすることが多く、PCのスキルアップにつながります。
★一般事務よりも時給は高め
一般的に、営業事務は一般事務より時給が高めに設定されています。
全国平均で見ると、50円前後の違いがあります。
★次のキャリアへと繋げることができる
PCスキルやコミュニケーション能力を磨くことで、人事・労務・秘書などの別の職種にチャレンジできる可能性が広がります。
今回は営業事務について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
注意していただきたいのは、営業事務と一般事務は明確な定義があるわけではない、ということ。
ご自分でお仕事探しをする際は、「一般事務」「営業事務」という職種名だけで判断せず、具体的な仕事内容もしっかり確認しておきましょう。
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